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2016/10/08 最終更新 2016/10/14

英語で会社名を表記する際の “Inc” と “Ltd” と “Corp” の意味やニュアンスの違いとは!?

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この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

会社名を表記する時に、つい悩んでしまうという方へ

英語で会社名を表す、Inc、Ltd、Corpの3つ。

英語でビジネスをされている方は日頃からよく目にする機会が多いかと思いますが、何となくわかっているようでわかっていなかったり、明確な違いについては正確に説明できないという方も意外と多いのではないでしょうか?

しかしこれら3つの違いは実のところ、ありそうでなかったりします

とはいえ、それぞれ整理する意味でも、今回は “Inc” と “Ltd” と “Corp” の使い分けや微妙な違いについてご紹介してみたいと思います。

英語で会社を表記する際に理解しておきたい心構えとは?

“Inc” と “Corp” は、似て非なるもの!?

“Inc” とは「合同の/法人組織のある」という意味を持つ “Incorporated” の略を表します。

ちなみに “Incorporated” は “Corporation” とほぼ同じ意味を持っていますが、“Corporation” は法律上で決まっている手続きを完了している会社であることに対し、“Incorporated” は法人化の手続きのプロセスを通過している会社を指します。

このようにまとめてみても、まだ「いまいちピンとこない」方もいらっしゃるかも知れませんね。

たしかに両者は似て非なるものであって、厳密な違いはなかなか説明しにくく、一般的にはわかりにくいかも知れません。

しかしもう一歩踏み込んだかたちで具体的に説明するとすれば、“Inc”は多数の株主を持つ大きな事業組織に使用されることが多いため、よりビジネスとして確立された、さらに言うと一つのビジネスとしてきちんと社会に認知された会社を表すことになります。

ちなみにアメリカでは会社を設立する際に “Inc” か “Corp” のどちらかを選ぶことになっています。
(州によっても多少異なりますが)

そして実際には “Inc” の方がアメリカではより一般的であるため、米国企業と仕事をされている方は、とくに意識して企業の表記を見ていくと良いでしょう。

そういった意味で “Corp” の場合は、もっと広い意味での会社を指し、株式会社のほかにも合弁会社や合資会社も含まれるため、より曖昧な表現となります。そのためこの表記にすると、本格的なビジネスというよりは「比較的少人数で仕事をしている」という意味合いに受け取られる可能性もあります。

日本でも今は個人事業主同士でさまざまなプロジェクトを組んだり、チームを作ったりするビジネスのスタイルも増えてきていますが、“Corp” には「仲間」という意味合いも含まれるので、そんなイメージで捉えてみるとしっくりくるかも知れません。
(*とはいえ株式会社をこのように表記している会社も多数ありますし、かなりの大手でも社員を大切な家族や仲間のような意識で仕事をしている会社はいくらでもあるので、そういうところは“Corp” を使っています。またアメリカでは基本的に表記を選べるのでその点は理解しておく必要があります)

いずれにしてもなれないうちは見分けをつけるのは難しいので、自分なりに意識して見ていくうちに、なるほど!という発見があるかも知れませんね。

では “Ltd” はどういう時に使えば良い?

“ltd” は、簡潔に説明すると“Limited” 「有限の」の略です。
つまり「有限責任のある会社法人」を表します。

たとえば会社名の記載で、“Co.,Ltd” という表記をご覧になったことがある方も多いと思います。
こちらの場合、最初の “Co.,” の部分は “Company” を指しますが、これだけだと「単に会社といっても、一体どういう規模の会社なの!?」とわかりづらく、また非常に曖昧な表現でもあるので信用を得られにくいのです。

また株式会社なのか有限会社なのかの区別もつきませんよね。

そのため、後半に “Ltd” を付け加えることによって一応は「有限責任のある会社法人」であることを示すのが、こちらの表記となります。

しかし実際のところ、イギリスでは “Ltd” を株式会社でもこの表記を使う会社が非常に多かったり、日本企業の場合は英語表記にする際に株式会社でも、“Co.,Ltd” と表記するのが一般的になっています。

そういった意味では、海外では日本のように株式会社と有限会社で表記だけで明確な見分けはできず、会社を設立する際に、ある程度は自由に選ぶことができると考えて良いでしょう。

ただし一つだけ、アメリカではある程度の規模の会社組織を “Inc”、イギリスだと“Ltd” 、日本だと“Co.,Ltd” と表記することが多いということを頭に入れておくと、いざという時に役に立つかも知れません。

では実際に、あの企業はどんな英語表記をしているのでしょう?

それでは最後にそれぞれの違いを見分けるポイントとより理解しやすくするために、いくつかのグローバル企業を例をご紹介したいと思います。

トヨタ自動車株式会社 / TOYOTA MOTOR Corporation

キヤノン株式会社 / Canon Inc.

ソフトバンクグループ株式会社 / SoftBank Group Corp.

楽天株式会社 / RAKUTEN,Inc.

任天堂株式会会社 / NINTENDO CO., LTD.

アップル / Apple Inc.

ヤフー / Yahoo Inc.

ちなみに、ざっとご覧いただいていかがでしょうか?

会社の規模の大小に関わらず、表記は皆それぞれです。

つまり、“inc” と “Ltd” と “Corp”、どれを使ってもさほど大きな違いはなく、あくまでもその企業のスタンスと好みだということがお分かりいただけるのではないでしょうか?

まとめ

以上、今回は “Inc” と “Ltd” と “Corp” の使い分けと、それぞれの特徴についてご紹介いたしました。

ここまでお読みいただき、「結果的にはあまり違いはない」ということがお分かりいただけたかと思います。

とくに日本の場合、株式会社と有限会社は一目でその違いがわかりますが、海外の場合、また日本の企業でも英語表記の場合は区別が一目でわからない場合の方が多いのです。

とはいえ、それでもやっぱり違いが気になるという方は、それぞれの会社の表記を見比べて、それぞれの表記を使用している会社の何かしらの共通点を見つけてみても楽しいかも知れませんね。

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